イベント event

親子でハンセン病をまなぼう

親子でハンセン病をまなぼう

・会 期:2018(平成30)年11月10日(土)
・開 演:13:30(13:00開場)
・会 場:国立ハンセン病資料館 映像ホール
・内 容:13:30~14:00 アニメ「未来への虹」上映
               14:00~15:00 平沢保治さん(多磨全生園入所者自治会会長)のおはなし
・申 込:事前申込不要
・定 員:先着順100名
・参 加:無料

親子でハンセン病を学ぼう

 平沢さんのお話を聞いて、親子で命とこころの大切さについて考えてみませんか?


「親子でハンセン病をまなぼう」開催の様子
 11月10日(土)「親子でハンセン病をまなぼう」を開催しました。13時半からアニメ「未来への虹」上映に続き、平沢保治さん(多磨全生園入所者自治会会長)のおはなしを開催しました。親子、大学生、一般の多くのお客様においでいただき、ありがとうございました。お客様からいただきましたご意見やご感想を紹介させていただきます。

・ハンセン病によって経験した辛い過去や人権に対してどう考えているかを知ることができ、自分の幸せや社会の幸せについて考えることができた。

・「親と子で考える」という企画の視点はとても良いと思います。次世代の子供たちに聞いてもらいたいお話でした。

・ご講演いただきありがとうございました。平沢さんのご講演の中で「無知を払拭するのには大きな力が必要」というお言葉が私の中で大きく響きました。情報社会となり、口コミや噂が広まりやすくなった時代の今、求められているのは「小さな力の集まり」であると私は考えています。偏見というのは誰しも心の中に潜んでおり、それが悪い方向に広まってしまうことがハンセン病の偏見を強めた原因であると考えます。これらの反省を生かすのは今を生き、次世代を生きる「私たち」です。私たち1人1人が「小さな力」となり、それを「大きな力」にするためにできることは何か考えていきたいと思います。本日は大変ありがとうございました。

・知識としてハンセン病は弱い感染力で治るようになったと知っていても昔からの偏見は薄れにくく、それによって元患者の人は苦しんでいると感じる。現代において自分達の世代を見て思うのは、ハンセン病の知識を持つ同年代の人は少ない。これは時の流れと共にハンセン病という病気と差別自体が風化していくようなものだ。裁判で勝訴しようとも、その事も忘れ去られることがあっていいのだろうか。風化しないように語り継ぎこんなことがあったのだと話していくのが自分達のすべきことだと思う。偏見を持たず正しい知識を伝えれば人は必ず何が正しい分かるはずだ。平沢さんにはこれからもご健康に頑張っていただきたいです。貴重なお話をありがとうございました。

・平沢さんが語っていた「人に協力してもらうよりも自分ができることをしないことの方がはずかしい」とおっしゃっていることにとても印象を強く受けました。現在、自ら命をたつ若者が多く、その命をたつ理由の1であると考えられる悩みを周りの人に相談できず一人で考えこむ人が多いような気がします。このように自ら自分の命を無駄にするような人が少しでも減るように平沢さんがおっしゃっていた命の大切さをハンセン病を通じて私たちのような若い世代も伝えていかなければならないと思いました。

・平沢さんをはじめ多くのハンセン病患者さんは厳しい差別を受けながらも自由を勝ち取るという強い意志で長年活動されてきたということを知りました。平沢さんのお話の中でも”人に手をかりるのが恥なのではなく、自分でできることをしないのが恥なのだ”という様なお言葉が心に残りました。病を患い偏見や差別を受け、絶望の中でもなお自分にできることは何かと自らに問いつづけ講演などをつづける平沢さんから強いエネルギーを感じます。ハンセン病元患者さんの高齢化が進み数が少なくなる中、実際にお会いしてお話を聞いた若い世代の私たちが次の世代にハンセン病の歴史を語り継ぐことが使命だと思いました。人権とは何か、生きるとは何かを考えられる機会となりました。

・平沢さんのお話は、とても過酷な内容でしたが、子供への人権教育をすることで差別をなくし平沢さんが受けた差別が完全に過去のものになると信じています。私も少しずつですが子供達へ人権教育をしていきます。長生きして下さい。ありがとうございました。


 次回は、11月23日(金・祝)に「もうひとつの橋」邑久長島大橋架橋30周年上映会&トークイベントを開催します。皆様のご参加をお待ちしております。

開会のご挨拶・司会進行(金学芸員) アニメ「未来への虹」上映
平沢保治さん(多磨全生園入所者自治会会長)のおはなし
質疑応答の様子 記念撮影

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