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第34号(2014年10月21日)

お知らせメールバックナンバー(2015年07月09日)

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━   ◆ 国立ハンセン病資料館お知らせメール ◇ 第34号 ◆  ━
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━                          2014/10/21発行━
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 こんにちは。国立ハンセン病資料館です。

 当お知らせメールは不定期発行です。ご愛読よろしくお願いします。

 * このお知らせメールは等幅フォントでご覧ください。

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 ■ 国立ハンセン病資料館最新情報
    新着情報・・・2014年度秋季・2015年度春季企画展
            この人たちに光を
             ―写真家 趙 根在(チョウ・グンジェ)が伝えた
               入所者の姿―         のお知らせ

           2014年度秋季・2015年度春季企画展
            付帯事業 講演会          のお知らせ

           人権の歴史とアーカイブズ
            ―ハンセン病、隔絶の歴史を超えて―
           ※共催展は「東京都公文書館」にて開催されます
                              のお知らせ

 ※開館日については、こちらをご覧ください。
  http://www.hansen-dis.jp/09guide/calender2014.html#201410

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        ★ 国立ハンセン病資料館最新情報 ★         
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◆ 新着情報

 ■ 2014年度秋季・2015年度春季企画展
    この人たちに光を
     ―写真家 趙 根在(チョウ・グンジェ)が伝えた入所者の姿―
                            のお知らせ ■

  趙根在(チョウ・グンジェ)(日本名・村井金(むらいかねいち))は
 1933(昭和8)年、愛知県で生まれました。生家は貧しく15歳で中学校を退
 学、家計を支えるため岐阜県内の亜炭鉱山に働きに出ました。以後数年間、
 事故と隣り合わせの危険な炭鉱労働に従事しましたが、やがて「地底の暗闇
 」で迎える死の予感に耐えられなくなり、「地上へ、光への脱出願望」をつ
 のらせていきました。この時の辛く苦しい体験が、後にハンセン病療養所の
 入所者に対する深い共感へつながってゆきます。
  1957(昭和32)年に上京し、映画プロダクションに所属して照明の仕事を
 していた1961(昭和36)年、初めて国立療養所多磨全生園を訪れました。そ
 こで在日朝鮮人入所者に出会い、「ここの人はかつて私が地底で体験したよ
 うな出口のない闇のなかに閉じ込められているのだ」と強い衝撃を受けます。
 そして、その闇から脱け出したいという入所者の切なる願いを、社会に伝え
 ることこそ自分の使命だと確信し、これがきっかけとなって初めてカメラを
 手にしました。入所者と療養所を写すためだけのカメラマンの誕生でした。
 以後20年以上にわたって全国の療養所10ヶ所に通い、入所者と寝食を共にし
 ながら撮り続けた写真は2万点にも及びました。
  趙根在の写真は、体の不自由な夫にヤカンで水を飲ませる妻の姿や、感覚
 のない指の代わりに舌と唇で点字を読む視覚障碍者、亡くなった入所者の葬
 送、患者運動など、そこに生きる人々とその生き様を鮮明に写し取っていま
 す。それらは入所者との強い信頼関係がなければ撮影できなかった場面の数
 々です。さらに火葬場、監禁室などを写し、それらが存在していた当時の療
 養所の特異性を伝えています。本展覧会では、これらの写真の中から81点を
 ご紹介します。
  趙根在が写真を媒介にして、どうしても社会に伝えなければならないと考
 えた入所者の姿を、ぜひこの機会に皆さんも心に刻んで下さい。
 
 ※会期中、2015年2月17日(火)~2月28日(土)は展示替えのため休室いた
  します。ご了承ください。

  会  期:2014(平成26)年11月16日(日) - 2015(平成27年)5月31日(日)
       (2015年2月17日(火)~2月28日(土)は展示替えのため休室)
  開館時間:9:30~16:30(入館は16時まで)
  会  場:国立ハンセン病資料館 2階 企画展示室
  休 館 日:月曜日(祝日の場合は開館)、国民の祝日の翌日、年末年始
       (12月28日~1月3日)
  入館料:無料

  詳しくはこちらをご覧ください。
  http://www.hansen-dis.jp/07exhibition/07exhibition.html

 ■ 2014年度秋季・2015年度春季企画展 付帯事業 講演会のお知らせ ■

  生前交流のあった大竹章さんをお招きし、趙根在との思い出や撮影された
 写真についてお話しいただきます。

 講演者:大竹 章さん(多磨全生園入所者)
 日 時:2014年11月29日(土)13:30~14:30(開場13:00)
 場 所:国立ハンセン病資料館 1階 映像ホール
 入 場:無料
 定 員:150人(当日先着順 事前申込不要)

  詳しくはこちらをご覧ください。
  http://www.hansen-dis.jp/07exhibition/07exhibition.html

 ■ 人権の歴史とアーカイブズ
    ―ハンセン病、隔絶の歴史を超えて―
     ※共催展は「東京都公文書館」にて開催されます
                            のお知らせ ■

  日本においてハンセン病患者は前近代以来差別を受けてきましたが、1907
 (明治40)年に公布された「癩予防ニ関スル件」に始まる療養所への隔離政
 策のもと、患者・回復者とその親族などに対する深刻な人権侵害が引き起こ
 されました。
  東京都東村山市にある多磨全生園(国立のハンセン病療養所)は、1909
 (明治42)年、関東1府6県と新潟、長野、山梨、静岡、愛知の各県が連合し
 て運営を行う「第一区府県立全生病院」として設立されました。1941(昭和
 16)年の国立移管まで、東京府はその運営の中心的な役割を担いました。一
 方東京においては、隔離政策が開始される以前からハンセン病治療や救済に
 取り組む営みがみられました。
  東京都公文書館が所蔵する「東京府・東京市行政文書」(重要文化財)に
 は、これら明治以降のハンセン病対策に関わる記録資料が多数含まれていま
 す。
  また、国立ハンセン病資料館は、展示や語り部活動などを通して偏見や差
 別の解消及び患者・回復者の名誉回復に取り組むとともに、患者・回復者た
 ちの生きた証となる資料を収集してきました。
  本企画展は、両館の共催により、東京におけるハンセン病対策の歴史を見
 つめなおし、偏見差別の解消や名誉回復などの課題を広く共有していただく
 ことを願って開催するものです。あわせて、不当な偏見や差別を歴史的に検
 証していくうえで、記録資料の果たす役割についても、改めて考える機会と
 なれば幸いです。

 【展示構成】
 Ⅰ 前近代社会の「癩者」と差別
 Ⅱ 「隔離」以前の治療と救済活動 ―起廃病院と慰廃園
 Ⅲ 養育院の救済事業とハンセン病患者の収容・隔離
 Ⅳ 癩療養所「全生病院」 ―出口のない隔離の中で
 ※この他に、国立ハンセン病資料館語り部活動のDVD視聴コーナー、全生園
  入所者の方々の創作活動を紹介するコーナーを設けます。

  ※共催展は「東京都公文書館」にて開催されます。
  会  期:2014(平成26)年10月30日(木)― 12月12日(金)
  開館時間:9時~17時
  場  所:東京都公文書館 閲覧室内展示コーナー
       〒158-0094 東京都世田谷区玉川1-20-1 TEL 03-3707-2604
  休 館 日:土日・祝日、11月19日(水)は休館
  主  催:東京都公文書館、国立ハンセン病資料館
  入館料:無料

  詳しくはこちらをご覧ください。
  http://www.hansen-dis.jp/18news/history_human_rights.html

  東京都公文書館の交通案内はこちら
  http://www.soumu.metro.tokyo.jp/01soumu/archives/0202map.htm

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  最後までお読みいただきありがとうございました。
  皆様のご来館をお待ちしております。

 国立ハンセン病資料館ホームページ>>> http://www.hansen-dis.jp/

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 配信解除・配信先変更については、こちらのホームページからお願いしま
 す。
 https://www3.jsf.or.jp/hansen-dis/mail/

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┘ 発行者:国立ハンセン病資料館 お知らせメール係         ┘
┘    〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13       ┘
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