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ハンセン病の療養所をつくったお坊さん


100年も前にハンセン病の療養所をつくった、綱脇龍妙(つなわき りゅうみょう)というお坊さん。彼の生涯と思想をテーマに博士号を取得したイギリス人の著者が、その勇気ある生き方を紹介する。


トレヴァー・マーフィ / 21.2x15x1.4cm / 87ページ / ルック

楽々(らくらく)理解ハンセン病:人間回復―奪われた90年「隔離」の責任を問う


ハンセン病問題の現状を理解できるように編まれた入門書。旧植民地でのハンセン病政策を問う裁判の最新情報も取り入れ、医者・医療者の責任論を展開する。2001年刊の新版。


武村 淳 / 20.6x14.6x0.8cm  / 90ページ / 花伝社

カミングアウト:風の文学館 9


ハンセン病をのりこえ、カミングアウト(実名公表)した回復者と少女との出会い。近所にある「国立療養所多磨全生園」について疑問を抱いた中学生の三奈が、ハンセン病について学んでいく過程を描く。


島田 和子 / 21x15.4x2cm  / 158ページ / 新日本出版社

いのちの森を守る―ハンセン病の差別とたたかった平沢保治


ヒイラギのかきねに囲まれた『多磨全生園』。ハンセン病の回復者たちが、今もくらしています。差別を乗りこえ、生きる力となったのは、いったい何なのでしょうか?一人の回復者をとおして、「人権」について考えます。


木暮 正夫(著)、高田 勲(イラスト) / 22×16cm / 127ページ / 佼成出版社

ツルとタケシ:沖縄いくさ物語宮古島編


幼くしてハンセン病を得た妹。はげしい戦禍(せんか)の中をけなげに支える兄。宮古南静園で展開するハンセン病患者たちの国による隔離と根絶の悪法とのたたかい、明日を生きる源として命の再生をみようとした、(かな)しくもいとおしい物語。


儀間 比呂志 / 25.4x22.2x1.2cm / 37ページ / 清風堂書店

わたしの船長さん


初夏の風がほおをなではじめた倉敷の街。悦子のトランペットも心地よい音色をかなでている。そんなある日、とつぜんおそってきた父の死。死の直前の父の謎の行動は、思いもよらない方向、ほんの六十歩でわたれるほど小さな橋へとつづいていた。


和田 英昭 / 19.2x13.6x1.8cm  / 190ページ / 講談社

星の子


流れ星に導かれ、木こりに拾われ育てられた星の子。星の子はやがて美しく成長しますが、その心は残忍でわがままでした。ある日、自分の母だという女があらわれますが、星の子は邪見(じゃけん)にして追い返します。悔やんだ星の子は母に謝るべくさまよい歩いた。この話はオスカー・ワイルドによって書かれた有名な童話の1つである。


オスカー ワイルド / 30.4x21.4x1cm / ほるぷ出版

ハンセン病を生きて―きみたちに伝えたいこと


「差別や偏見は、真実を知らないことから生まれる」ハンセン病回復者として若者たちと交流を重ねる中で、著者は真実を知ることの大切さを語ります。14歳で発病、学びたい一心で療養所を逃走、根強く残る偏見や差別に揺さぶられた日々。自らの体験を通してハンセン病問題とは何か、どう生きるかをともに考える一冊。


伊波 敏男(著) / 新書判・並製・カバー / 220ページ / 岩波書店

日本の歴史:明治維新から現代(4)―人として生きる権利の歴史


さまざまな理由で差別されてきた人達を中心にすえて、基本的人権のあり方の変遷(へんせん)をたどり、人権を抑圧する社会のしくみなどについても、歴史的にとりあげる。


福冨 弘美(著) / 28.7×21.5×1.2cm / 48ページ / ポプラ社

わすれられた命の詩―ハンセン病を生きて


7歳の時ハンセン病と診断され、療養所に閉じ込められて成長した著者が世間の偏見と差別と闘いながら生きぬいてきた半生の記録。


谺 雄二(著) / 18.2×12.8×1.3cm / 246ページ / ポプラ社

子どものニュースウィークリー2007年版

(ハンセン病補償法、台湾・韓国で違う判決)


戦前、日本の植民地だった韓国・台湾につくられたハンセン病療養所の回復者が日本政府に「ハンセン病補償法」という法律にもとづいて補償金の支払いを訴えた裁判の判決が違ってでた。判決後の日本政府の対応はどうだったか。


読売新聞社会部(著) / 21×15×1.6cm / 190ページ / 中央公論新社

おじいさんの手


川崎の工業地帯にお母さんと二人で住んでいた香織はビュンビュン走るトラックやその他の自動車が恐ろしくなり、山陰のおばあさんと暮らし始める。(らい)家族の苦悩と偏見に接する少女の物語。


菅 龍一(著) / 21.7×15.8×2.2cm / 230ページ / 太郎次郎社

知らなかったあなたへ


ハンセン病回復者として様々な差別や偏見と闘いながら生き抜いた自らの半生をたどりながら”人間として生きる”ことの意味を鋭く問いかける。インタビューを通して生の声を届ける力作。


谺 雄二(著) / 19×13.4×1.3cm / 142ページ / ポプラ社

心うたれるほんとうにあった話


いっしょうけんめい生きている小学生のみんなへ感動の読物のおくりもの。「愛」や「まごころ」の尊さを伝えるおはなしをまとめてあるドキュメンタリー。「宇宙飛行士毛利衛」ほかを収録。関係作品として「日本のナイチンゲール 井深八重(いぶか やえ)」が載っている。


野村 一秋(著) / 21.6×15.6×1.6cm / 142ページ / ポプラ社

ハンセン病と歩んだ命の道程(みちのり)


自身を襲った病や、最愛の人を失うという深い苦しみと喪失を体験しながら、精神科医として、そしてよき友として、ハンセン病患者に寄りそい続けた神谷美恵子。人間の存在意識や「生きがい」を思索し続けた、神谷美恵子の心の軌跡をたどる。


大谷 美和子(著) / 20.8×15.6×1.8cm / 175ページ / くもん出版

南極のペンギン


表題作の「南極のペンギン」「アフリカの少年」など10のエピソードがつづられている。エピソードの長さは一定ではないし、すべてが上手に語られているわけでもない。だが、自らの体験、見聞きしたことがストレートに表現されている。「奄美の画家と少女」に奄美和光園における画家 田中一村と少女のエピソードがつづられている。


高倉 健(著) 唐仁原教久(とうじんばらのりひさ)(画) / 19.5×15.4×1.3cm / 87ページ / 集英社

ひとつのねがい


「ひとつのねがい」は1919年に、浜田廣介(ひろすけ)により作られた話である。しまだ・しほのさし絵がその時代の情景を味わい深く(かも)し出していて、さらに話の世界をぐっと引き立てている。ロマンあふれる廣介(ひろすけ)の世界にひたってみませんか。


はまだ ひろすけ(作) しまだ・しほ(絵) / 23.5×16.6×0.7cm / 31ページ / 理論社

リーかあさまのはなし

ハンセン病の人たちと生きた草津のコンウォール・リー


今から約80年前、群馬県草津で、ハンセン病に苦しむ人達に寄り添い、尽くし、みなから「かあさま」と呼ばれて慕われたイギリス人宣教師、コンウォール・リーの活動と半生を描いた、心ゆさぶる感動の絵本。


中村茂(文) 小林豊(絵) 斎藤千代(構成) / 25.5×22×1cm / 32ページ / ポプラ社

夕暮れになっても光はある

(特養寮母の看護絵日記)


慶応病院や聖母病院で、看護婦として働いてきた土田セイが最後にたどり着いたのが、「特別養護老人ホーム御殿場十字の園」である。ここでの8年間に渡る園の様子、老人の様子を土田セイが絵にして林富美子が文をつけた心あたたまる絵日記である。


土田セイ(え) 林富美子(文) / 26.4×18.9×1cm / 70ページ / 聖山社

正子


小川正子のハンセン病に対する献身的な医療努力をまとめた、この絵本は、負けず嫌いで、明るく、ユーモアに富み愛とやさしさに満ちた正子の短い生涯が読みやすい内容になっている。


カンナの会(文) 宇野さおり(絵) / 28×21.5×0.9cm / 47ページ / 春日居町教育委員会、カンナの会

すみれ


生誕100年の北條民雄が残した2編の童話のうちの1点である「すみれ」は山奥でわびしく暮らす1人の老人と庭に咲く「すみれ」とのきめこまやかなふれあいを描いた人情味あふれる作品となっている。


北條民雄(文) 山﨑克己(絵) / 24.6×18.6×0.4cm / 36ページ / 国立ハンセン病資料館

かわいいポール


「いのちの初夜」発表から遡る2年前の昭和9年(1934)年に書かれた北條民雄の童話。
犬狩りにあったポールを救い出し、心の友人として日々楽しく過ごすミコちゃん。そんなミコちゃんとポールの心あたたまる物語。


北條民雄(文) おぼまこと(絵) / 24.6×18.6×0.4cm / 37ページ / 国立ハンセン病資料館

ばらの心は海をわたった
ハンセン病との長いたたかい


日本のハンセン病対策に大きな影響を与えたイギリス人宣教師、ハンナ・リデルの足跡を描く。子どもとともに大人にもハンセン病問題への理解の糸口となる物語。


岡本文良(作) 高田三郎(絵) / 21×15×1.5cm / 178ページ / PHP研究所

時の響きて
すべての患者から過去と未来を奪った「らい予防法」とは・・・。


13歳のイサオ少年が入所した「星塚敬愛園」で経験した様々な事柄から導き出された疑問点や真実を基に、ハンセン病の歴史や人を大切にするとはどういうことかについて読者に訴えかけている作品。


福安かずこ(文) 吉井優子・福安かずこ(絵) / 29.7×20.9×0.5cm / 43ページ / 中央印刷株式会社