イベント event

ミュージアムトーク 2021(オンライン開催)

ミュージアムトーク 2021(オンライン開催)

ハンセン病問題にまつわる様々なお話をご用意しました。
ふだん聞く機会の少ないテーマにふれてみませんか。
多磨全生園の自然がめざめの準備を始める季節、ぜひ資料館にもお立ちよりください。

2021年 第3回

『青い芽』の版画 ギャラリートーク

講師 西浦直子(にしうらなおこ 当館学芸員)

🕒2021年3月20日(土)14:00~15:30(予定)zoom配信
 事前申し込み制・定員100人(申込先着順)


・参加申し込み受付期間
 2021年2月20日(土)15:30~3月19日(金)17:00まで
 (定員に達し次第締め切ります)

・イベント当日の受付開始 13:45

 2020年8月にお送りした「『青い芽』の中学生たち」の続編です。多磨全生園で中学生時代を送った子どもたちの卒業文集『青い芽』には、版画が100点以上綴じこまれていました。作品はどれも鮮やかで、療養所を通り抜けた中学生たちの「今、ここ」が力強く表現されています。3月のトークでは本展に合わせ、展示会場からライブで解説をお届けします。(西浦)

『青い芽』の版画展についてはこちら→
http://www.hansen-dis.jp/03evt/exhibition_20210302

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 お申し込みの流れ

    1. 下の申し込みボタンをクリックし、「個人情報の取り扱い」ページに移動します。
    2. 「個人情報の取り扱い」ページで、お名前やメールアドレスなどの個人情報入力についてご確認ください。同意すると申し込みページに移動します。
    3. 申し込みページにて必要事項を記入のうえ事前登録を行ってください
    4. ご登録いただいたメールアドレス宛に、当館より申し込みの確認メールをお送りします。こちらで申し込み完了です。
このメールに、当日のご参加の必要事項が記載されていますので保管をお願いします。
また開催前日にも申し込み確認メールを送信しますので、内容をご確認ください。
※このメールアドレスは配信専用です。返信しないようお願いいたします。
    5. 当日、開始時間前に「4.」のメールの「ここをクリックして参加」からご参加ください。
    6. お申し込みをキャンセルされる場合、「4.」のメールの「キャンセル」からお手続きください。
    ※ 申し込み時に取得した参加URLを、第三者と共有することはご遠慮ください。

 注意事項

オンライン配信イベントにご参加いただくにあたり、こちらの注意事項を必ずお読みください。

  • zoomのウェビナー機能によるライブ配信です。ご参加には安定した通信環境とインターネットに接続したパソコンやタブレット、スマートフォンが必要になります。
  • 円滑なご参加のために、事前に「ミーティング用Zoomクライアント」をインストールしておくことをお勧めします。なおスマートフォンで参加される場合は必ずZoomアプリをインストールしておく必要があります。インストールはこちらをご参照ください。
  • すでに「ミーティング用Zoomクライアント」をインストールされている方も、セキュリティ上、最新バージョンにアップデートされることをお勧めします。
  • 本イベントでは、皆さまのお顔やお名前が配信画面に映ることはありません。
  • 本イベントのお申し込みでいただいた個人情報は、イベント開催以外の目的には使用しません。また一定期間経過後は適切に廃棄します。
  • 質疑はZoomウェビナーの「Q&A」画面で行う予定です。いただいたご質問全てにお答えできない場合がありますのでご了解ください。
  • チャット画面にてアンケートURLをお知らせしますのでご協力をお願いします。
  • 本イベントの録音録画はご遠慮ください。終了後、編集のうえ当館YouTubeチャンネルにて配信する予定です。
  • URLを他の参加希望者と共有されることはご遠慮ください。お手数でも御本人もしくは代理の方からのお申し込みをお願いいたします。
  • 申し込みの確認メールが届かない方は、当館からのメールが受信拒否設定になっていないか、また、お申込み時に正しいメールアドレスを登録されているか、ご確認ください。
    お申込み時に登録していただいたメールアドレスの不備によりイベントURLが送信できない場合、こちらでの対応はできかねますので、お間違いのないようにお願いします。
  • 必要に応じて主催者から直接メールや電話をさせていただく場合があります。
  • ご視聴の通信環境の悪化やアプリの障害などにより、配信が途切れた場合はこちらでは対応できません。あらかじめご了承ください。

問い合わせ:国立ハンセン病資料館 広報担当 pr@hansen-dis.jp
(休館日およびイベント当日12時以降はご対応できません。事前にお問い合わせください。)

 参加を申し込む

 受付期間 2月20日(土)15:30 ~ 3月19日(金)17:00
 ※定員に達し次第締め切ります。

 こちらからお申し込みをお待ちしております。


2021年 第2回 終了しました

家族の語りを聞く ―絵本『ツルとタケシ』原画展から

講師 辻央(つじあきら 沖縄愛楽園交流会館学芸員)

🕒2021年2月20日(土)14:00~15:30(予定)zoom配信
 事前申込制・定員100人(申込先着順)

・参加申し込み受付期間
 2021年1月16日(土)15:30~2021年2月19日(金)17:00まで
 定員に達し次第締め切ります。
・イベント当日の受付開始時間
 13:45(予定)

 2019年、ハンセン病家族訴訟の原告勝訴が確定しました。提訴した原告の4割は沖縄県在住者でした。裁判で家族が求めていたのは、国の謝罪や補償だけでなく、ハンセン病をめぐる問題への理解や差別偏見の是正であり、現在も多くの課題が残されていることが浮き彫りになりました。残された課題にどのように向き合っていくのか。家族の語りを聞くことから始めたいと思い開催した、絵本『ツルとタケシ』原画展からお話します。(辻央)

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家族の語りを聞く―絵本『ツルとタケシ』原画展から
/辻央(沖縄愛楽園交流会館学芸員)
開催報告
日時:2021年2月20日(土)14時~15時30分
 ハンセン病患者・回復者の家族の語りを聞くことについて、2020年の絵本『ツルとタケシ』原画展をめぐってお話しました。
 冒頭に、沖縄愛楽園と宮古南静園にとって沖縄戦とハンセン病問題は切り離せないこと、現在も家族や回復者が語りにくい状況があり、それは沖縄戦の語りと構造的に似通っていること等についての説明がありました。続いて絵本『ツルとタケシ』の読み聞かせの紹介、作者の儀間比呂志がハンセン病差別と向き合い版画の製作に至る経緯、交流会館での家族の語りを聞く講演会等の試みについてご紹介いただきました。
 参加者からは、交流会館での取り組みに対する愛楽園在園者の思い、沖縄戦とハンセン病問題とのかかわりなどについて多くのご質問がありました。また平和学習とハンセン病問題を重ね合わせて学ぶ現場として沖縄愛楽園の活動に高い関心が寄せられていました。
 各療養所の社会交流会館等と、当館を結んでお届けする初めてのミュージアムトークは、北海道から沖縄まで、各地からのご参加をいただきました。アンケート等でいただいたご意見を活かし、今後もハンセン病問題についてさまざまな切り口からトークをお届けしてまいります。

アンケートより
  • 愛楽園での取り組みについて具体的に知ることができる機会は東京ではほとんどないことなので、貴重な機会に感謝します。Zoomの利点を活かした有意義な取り組みだと思いました。
  • とてもよかったです。絵本「ツルとタケシ」の読み聞かせ、残りも聴いてみようと思います。今日はありがとうございました。
  • 本日は、貴重なお話ありがとうございました。沖縄豆記者との交流活動に関わっている北海道ものです。過去多くの記者が作成した新聞記事の中でのハンセン病問題が多く取り上げられなかった理由が分かったような気がしました。今後、微力ではありますが、応援していきたいと思います。
  • 沖縄発のトークということで、楽しみにしていました。(伊波敏男さんの著書で愛楽園を知っていましたので)テーマから家族訴訟関連とは予想していましたが、原告の割合の多さには今まで気づいていませんでした。人の出入りが本土に比べ制限される島嶼地域なればこそ、地域社会の目が行き届きやすく、異質なものの排除に向かったのでしょうか。性質は違うとはいえ、コロナでも(初期よりは罹患者も増えたため糾弾の雰囲気は減ったものの)冗談交じりにバイキン扱いしたり、今でも本質は変わらないと思います。自身も条件次第で当事者になりうる意識を持たないと、と思わされました。内容が重いだけに気軽には手に取れないのかもしれませんが、学校などで広く扱われていなさそうかつ絶版で残念です。気軽に訪れられない身にはとてもありがたい企画でした。
  • とても丁寧な語りと解りやすい画面や動画で深い学びの時間となりました。ありがとうございます。沖縄という土地ならではのハンセン病問題を教えていただいた思いです。また辻さんのお話を聞く機会があったら嬉しいです。

…ほか多数のご回答をいただいております。ありがとうございました。

当日の記録をYouTubeでご覧いただけます。URLはこちら(https://youtu.be/S1B2hmGREV0

2021年 第1回 終了しました

不自由者看護切替の運動について

講師 田代学(たしろまなぶ 当館学芸員)

🕒2021年1月16日(土)14:00~15:30(予定)zoom配信
 事前申込制・定員100人(申込先着順)

・参加申し込み受付期間
 2020年12月19日(土)15:30~2021年1月15日(金)17:00まで
 定員に達し次第締め切ります。
 
・イベント当日の受付開始時間
 13:45(予定)

 ハンセン病療養所では、失明や手足の障害のために日常生活に助けが必要になった人々を「不自由者」と呼び、かつては軽症な患者・回復者が患者作業として介護を行っていました。国立ハンセン病資料館の展示資料や写真を、関連する文章と共に紹介し、不自由者や患者運動について考えを深めたいと思います。(田代)

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不自由者看護切替の運動について/田代学(当館学芸員)
開催報告
日時:2021年1月16日(土)14時~15時30分
 本日のミュージアムトークは、不自由者看護の職員切替を求めて、全国の療養所の自治会が力を合わせて行った大規模な「六・五闘争」が中心の発表でした。その中で、看護・介護を受ける立場にあった不自由者、特に視覚障害者が運動の先頭に立つにいたる厳しい生活が浮かび上がりました。近隣はもとより遠隔地からの参加者も多く、質問も多数出て、盛況のうちに終了しました。
 アンケート等でいただいたご感想等を活かしつつ、今後もハンセン病問題についてさまざまなテーマでミュージアムトークをお届けしてまいります。
アンケートより
  • 本日は、貴重なお時間を作ってくださり、ありがとうございました。お話を聞いていて、衝撃を受けることが多かったです。特に、「仕事(患者作業)をしないと生きていけない」、「目が見えない、足でペンも持てない…」のお話が印象に残りました。「生きる希望をどう生み出すか」。コロナ禍における、今のテーマだと思います。ハンセン病の歴史について、さらに勉強していきたいです。次回のミュージアムトークも楽しみにしています。
  • 患者作業の問題点や患者間の差別視など大変興味深かったです。
  • 貴館で一昨年開催された企画展の成果をも踏まえた、貴重なお話をありがとうございました。当初の療養所は、看護・介護(“付添”)も同病の患者が担うという、およそ医療・福祉的には「療養所」と呼べるような施設ではなかったと思いますが、“付添”の職員切り替えが実現することによって初めて、実質的な「療養所」へと、徐々に変化していったということではないでしょうか。法廃止・改正や裁判の結果だけでなく、そのような視点から、療養所の歴史についてまとめなおすことの必要性を改めて感じています。
  • 不自由者介護という事実を初めて知りました。
  • 今回「不自由者看護切替の運動について」というテーマでしたが、以前よりハンセン病について差別論の観点から考える機会があり、社会的弱者を生む構図はいかにして作られるのかということを改めて考えさせる良い機会となりました。自分達の生活を守るため、自ら声を上げて権利や補償を獲得していく過程には言葉や文字だけでは表せない苦難が多分にあったと思います。今回患者の方々の記録を辿ることができ、少しでも当時の想いや訴えを反芻することができたように思います。
    コロナ禍に置かれている現在、我々が未知なる恐怖といかに向き合い、それが我々の新たな生活環境に向き合うための参考資料としても、このタイミングで講演が聞けたことを感謝致します。ありがとうございました。
  • 多くの資料が原文のまま提示されていることで、その時代の思いが読み取れて大変良かった。ただ進行が早くて資料をじっくり見ることができなかったのは残念です。
  • 貴重なお話をありがとうございました。まだまだ偏見のある時代、6.5運動の当時の報道が、いったいどれだけの人に理解されていたのか。そして、それに対する解説報道などがあったのでしょうか。疾病をきっかけとする差別は、現下のコロナ禍でも同じ。その差別は、罹患者だけでなくその家族や医療従事者にも及んでいる。一度定着してしまった差別を消すことの難しさを、改めて感じさせられました。

…ほか多数のご回答をいただいております。ありがとうございました。

当日の記録をYouTubeでご覧いただけます。URLはこちら(https://youtu.be/_G0yL75lhU0

2020年 第6回 終了しました

多磨全生園の隠された史跡をたどる

講師 橋本彩香(はしもとあやか 当館学芸員)

🕒2020年12月19日(土)14:00~15:30(予定)zoom配信
 事前申込制・定員100人(申込先着順)

・参加申し込み受付期間
 2020年11月21日(土)15:30~12月18日(金)17:00まで
 定員に達し次第締め切ります。
 
・イベント当日の受付開始時間
 13:45(予定)

 多磨全生園には、時代の移り変わりとともに使われなくなった建物や、今は見ることのできない建物の跡が存在します。それらをご紹介し、ハンセン病問題を考える機会にしたいと思います。多磨全生園を訪ねてみたいけれど、新型コロナウイルス感染拡大対策などのためにご覧になれない方に、ぜひ参加していただければと思います。(橋本)

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多磨全生園の隠された史跡をたどる/橋本彩香(当館学芸員)
開催報告
日時:2020年12月19日(土)14時~15時30分
 多磨全生園の史跡や建物について、園内からの二元中継を交えてご紹介しました。園内には、ハンセン病の患者さんや回復者の方々の生活などを物語る史跡が数多く残されています。その多くは時とともに失われつつありますが、どれも記憶に刻んでおきたいものばかりです。今回のミュージアムトークを通してハンセン病問題に関心を寄せていただければ幸いです。
 アンケート等でいただいたご感想等を活かしつつ、今後もハンセン病問題についてさまざまなテーマでミュージアムトークをお届けしてまいります。
※現在、多磨全生園ではコロナウイルス感染症対策のため、園内への立ち入り自粛要請が出されています。ご来園の際はご注意ください。
アンケートより
  • 説明や資料と合わせて中継を見ることで、史跡の状況がとても分かりやすくて良かった。講師の個人的な感想も、内容に生き生きとした印象を加えていたと思います。
  • 知っている場所でも素通りしていたりしたところも多く、解説を聞けるのは良かった。
  • 一番良かった点が、カメラ中継で周ったあと、今度は現在と昔の写真を出しながら再度ご説明してくださったところです。何度も足を運び、園内をみたつもりでも新鮮で大変勉強になりました。個人的には「出発」の碑がここまで丁寧に作りこんでいたものだったと初めてしりました。見ただけでスルーしていたのですね。これでは当時の方々の思いに触れるなど到底できず反省しきりでした。
  • 近くにうかがうことがよくあるのですが、全生園について詳しい人が周りにはいなくて、こういった話を聞く機会が今までなかったので、とても興味深く拝聴しました。今度、自分の目でも実際に見てみたいなと思いました。
  • 実際の場所をスタッフの方が説明してくださり、お話を聴きながら、胸が締めつけられる思いでした。いまの時期に、とてもありがたいトークでした。
  • 園内のライブは、実際に自分がそのルートをたどっているかのように感じられて新鮮でした。 土地勘のない人には、時折地図の画面表示が出るとより一層わかりやすかったのでは?と感じました。
  • スタッフの皆様が真心をこめて我々を迎えてくださっていることを感じました。コロナ禍のなかでなかなか現地にはおうかがいできませんので、大変ありがたかったです。北條民雄ゆかりの秩父舎跡や望郷の丘や学園跡も拝見でき胸がいっぱいになりました。尊厳回復の碑や納骨堂からは、尊い命の重みを感じました。劇場やお祭りなどで地域の人々との交流もあったことからは希望の光を感じました。皆さんの質問にもお答えいただき、とても勉強になり、また元患者の皆様をより身近に感じました。どうもありがとうございました。
  • 園内を生中継するという企画が大変素晴らしく、全生園で同じ時を過ごしているという感覚を得ることができました。ハンセン病についての知識は書籍からも得られますが、同じ場・時間・体験を共有するという意味において、こういった企画は大変貴重で先駆的なものではないかと思えます。是非またやって頂きたく思います。
  • 初めて参加しました。同じ内容を現地での見学に取り入れたら、倍以上の時間がかかり、オンラインの利点を生かした非常に効果的なイベントだったと感心しました。お話しの内容も、学芸員さんが過去に見た史跡の様子も加えられ、大変興味深く、面白く、時間が短く感じました。ありがとうございました。近くに出かけたときは、ぜひ、資料館を見学に行きたいと思います。
  • オンラインイベントを開催してくださりありがとうございました。コロナの影響で出歩きづらく、またハンセン病資料館でのイベントも中止されている中、毎日の生活に散らされそうになるハンセン病との関わりを保つ大事な機会でした。忘れることは無くても、自分にとって、書物以外の新しい動きがあることは大事なことでした。知らないことばかりなので教えていただける機会があり嬉しいです。またの開催をお願いいたします。

…ほか多数のご回答をいただいております。ありがとうございました。

当日の記録をYouTubeでご覧いただけます。URLはこちら(https://youtu.be/2OdWIEGdiIU

2020年 第5回 終了しました

ゲートボール熱中時代

講師 大髙俊一郎(おおたかしゅんいちろう 当館学芸員)

🕒2020年11月21日(土)14:00~15:30(予定)zoom配信
 事前申込制・定員100人(申込先着順)


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ゲートボール熱中時代/大髙俊一郎(当館学芸員)
開催報告
日時:2020年11月21日(土)14時~15時30分
 1980年代から療養所で盛んになったゲートボールの活動について、歴史と意義を考察しました。差別と向き合いながら、ゲートボールを楽しみ、強くなろうと練習に打ち込む様子や、作戦を武器に全国大会優勝までのぼりつめたプレーヤーたち、療養所と地域との懸け橋となった人物も紹介されました。野球のような療養所内での交流試合だけでなく、地域で一般の試合に参加することで広がりのある交流を実現した事例から、地域との交流のあり方を考える内容は大変興味深いです。
 講演の様子は当館公式YouTubeチャンネルに掲載しますので、アーカイブ限定の講師からの一言も含めてどうぞご覧ください。
 アンケート等でいただいたご感想等を活かしつつ、今後もハンセン病問題についてさまざまなテーマでミュージアムトークをお届けしてまいります。
アンケートより
  • ハンセン病について全く知らなかったが、身近であるゲートボールと交えて説明を聞いたことで差別やそこから周りとの打ち解けなどを理解しやすかった。
  • 入所者の方々がゲートボールに傾けた情熱、しっかりと伝わりました。現在コロナ禍ですが、トップアスリートを見習い「それぞれ工夫をしながら努力を重ね」生活していきたいです。ありがとうございました。
  • 以前、入所者の方々がゲートボールをするのを見たことがありました。あのゲートボールの姿に様々な想いがあったのかもしれないと思うと、もう少しお話を聞いておきたかったと思っています。スポーツを通してハンセン病を見るという視点はとても新鮮ですね。
  • 確かにハンディキャップがある方々と、そうでない者達が同じの試合の中で競技しあうスポーツは、なかなか思い浮かばないです。それと差別の根深さをやはり感じさせられました。そして今オリンピック、パラリンピックの開催に対して複雑な思いをしていますが、スポーツが人に与える大きな張り合いや意味を改めて考えさせていただきました。有り難うございました。
  • 療養所でゲートボールが盛んに行われていたこと、さらに全国大会を制すほどの強豪チームがあったことなど、初めて知ることがたくさんあり、とても興味深いお話でした。どんな人でも普遍的に心が動かされるスポーツだからこそ、療養所外の社会とつなぐ役割や、ハンセン病問題の啓発の役割を担えたのかなと感じました。
  • 療養所内での活動としては、これまでは文芸方面しか知らなかったため、とても興味深くお話を伺うことができました。ハンディキャップなくとも、全国大会優勝などそうそうできるものではありませんね !! 文芸よりは出し手・受け手とも裾野が広そうで、近隣の方々との幅広い交流という意味では効果的だったのかもと思います。当時は仕方なかったのかもしれませんが、国からの誤ったメッセージを信じて、社会参加の機会を(一部の方にとっては永久に)奪ってしまったことを、同じ国に暮らす者として反省しなければいけないと感じました。その一方で、偏見を取り除くべく尽力なさった方もいらっしゃったことには救われましたが、当事者にならないと自分の思いを表明する機会はなかなかないですが、誤りは次の世代に伝えていかないと、と感じました。

…ほか多数のご回答をいただいております。ありがとうございました。

当日の記録をYouTubeでご覧いただけます。URLはこちら(https://youtu.be/ZXHuGwkxwm8

2020年 第4回 終了しました

山本暁雨の人と書

講師 金 貴粉(きんきぶん 当館学芸員)

🕒2020年10月24日(土)14:00~15:30(予定)zoom配信
 事前申込制・定員100人(申込先着順)


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山本暁雨の人と書/金貴粉(当館学芸員)
開催報告
日時:2020年10月24日(土)14時~15時30分
 16才で全生病院(現 多磨全生園)に入所し、歌舞伎、俳句、書と様々な文化活動に取り組んだ山本暁雨(本名・熊一 1899-1973)の人と表現について考察しました。隔絶された療養所のなかで生き抜く意味を見出すように、山本は歌舞伎公演に打ち込み、自己研鑽を積み、真の芸術を目指しました。また手指と視覚の障害を乗り越え揮毫する姿からは、強靭な意思と表現への一途な姿勢を見ることが出来ます。
 当日は書の技法や落款、生前の発表について等、多くのご質問を頂きました。時間内にお答えできなかった内容についてはYouTube動画のアフタートークにてお答えしていますので、そちらもご覧ください。
 皆さまから頂いたアンケートのご意見を活かし、今後もハンセン病問題についてさまざまなテーマでミュージアムトークをお届けしてまいります。
アンケートより
  • とても分かりやすいお話でした。山本暁雨さん、あの筆の持ち方で、よくぞ…というぐらい素晴らしい書の数々、凄まじい執念と情熱を感じました。
  • 文芸活動が盛んだったのは、園外と自由に行き来できず、制約の多い生活だったが故であることが、やりきれない気がしました。
  • 今回初めて慣れないZOOMを使って参加しました。ありがとうございました。患者さんが演者となって歌舞伎をしていたこと、病院関係者だけではなく、地域の人が娯楽として歌舞伎を楽しんでいたということにとても驚きました。状況は異なるものの、太平洋戦争中にニューギニアで日本兵が劇団をつくって公演していた話を思い出しました。歌舞伎のお話ももっと聴ける機会があれば嬉しいと感じました。
  • とても話が整理されていて判りやすかったです。個人をフォーカスしてハンセン病による 隔離の生活を教えていただくとまた考えさせられる事が有りました。またのお話も楽しみにしております。
  • 金貴枌さんは書を習っているとお聞きしていたので、書の解説はさすがでした。また歌舞伎や野菜の品評会の話は初めて聞きました。療養所の中で工夫をしていろいろなことがなされていたのでしょうが、歌舞伎は驚きでしたし、感動しました。遠方の方でも参加できるウェビナーは有効ですね。また参加したいです。ありがとうございました。
  • 今回の企画で初めて知った山本暁雨さんでした。お体の不自由さを超え、視力を失ってもなお、書に取り組んでおられていたことに感銘を受けました。また療養所の中でしか生きてはならない強いられた生活で、山本暁雨さんだけではなく歌舞伎などにも携わった多くの方々の姿は、「生きがい」を持つことがそのまま運命に屈しない強さにもつながったのかなと感じました。
  • 山本暁雨の書作品は、貴館の展示でも拝見したことがありますが、本日のお話を承り、その鑑賞についてより深いご教唆をいただくことができました。歌舞伎のことはわかりませんが、この方は書芸や俳句はもちろん、散文についても独特な韻律のようなものをお持ちの方だったのですね。思い切って申し上げれば、それは音楽的感性のようなものかもしれず、視力はもちろん、その身体的能力の制約を考えますと、内面的な“心の眼”、ないしは“心の手”の実現だったのかもしれません。本日はたいへんありがとうございました。
  • 書についての解説がわかりやすく、文字について全くわからない者が聞いても興味が持てて、たいへん面白かったです。
  • ありがとうございました。暁雨さんが過酷な境遇、運命の中、さらに重度の身体障害を抱えながらも、ご自分の人生を切り拓いていかれた姿に触れることができ、私の中にも力がわいてきました。迸るような芸術への思い、才能、努力、それは静かに佇んでおられたという晩年こそ、激しく、研ぎ澄まされたものではなかったかと想像します。暁雨さんの軌跡を丹念に根気強く辿られてこられた資料館職員の方々に深い感謝の思いです。今後も今回のように、作品を通してその方の生きてきた軌跡を学べる機会を企画していただけましたら幸いです。
  • 書道雑誌で学んだということに驚きと敬意を感じます。作品はどのような形で保存されているのでしょう。表装はされていますでしょうか。もしそうであればどなたの手によるものでしょう。
  • まさに命懸けの書であることがよく分かりました。今回のご講演の中でも出てきたハンセン病とモルヒネ、ハンセン病患者の疼痛、疼痛緩和について今後教えていただきたいです。
  • 今まで知らなかった療養所での一人一人の生きかたを、今回も教えていただきました。閉じ込められた空間を作った社会のあり方については、いつまでも問うていかなければなりませんが、その中で気高い人生を送られた方たちに、人間とは何かということを学ばせてもらっています。金貴粉さんの丁寧なご説明に、書の見方も教わりました。これからは療養所で作られた作品だけでなく、他の作品についても見方が変わりそうです。ありがとうございました。
  • 山本暁雨についてほとんど知らなかったので今回のお話はとても興味深かったです。療養所内において社会と隔離された中でも自己研鑽への強い欲求があったというお話が印象的でした。改めて暁雨の書を資料館を訪れた際にじっくりと鑑賞したいなと思います。

…ほか多数のご回答をいただいております。ありがとうございました。

当日の記録をYouTubeでご覧いただけます。URLはこちら(https://youtu.be/qt0jLGiIZqA

2020年 第3回 終了しました

北條民雄を読み直す

講師 清原工(きよはらたくみ ライター)

🕒2020年9月19日(土)14:00~15:30(予定)zoom配信
 事前申込制・定員100人(申込先着順)


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北條民雄を読み直す/清原工(ライター)
開催報告
日時:2020年9月19日(土)14時~15時30分
 全生病院(現・多磨全生園)の入所者で、『いのちの初夜』などの作品で知られる北條民雄(本名・七條晃二)の足跡をたどりました。
 当日は、北條民雄が残した文学作品や、そのふるさとである徳島県阿南市の写真などを多数取り上げ、1914(大正3)年の誕生から療養所への入所、1937(昭和12)年に23歳で夭折するまでの間の出来事などについて思いをめぐらせました。
 時間の関係でいただいたご質問にすべてお答えできなかったことが残念ですが、後日アップするYouTubeのアフタートークにてお話をさせていただきますので、ぜひご覧ください。
 アンケート等でいただいたご意見を活かし、今後もハンセン病問題についてさまざまな切り口からトークをお届けしてまいります。
アンケートより
  • 北條民雄の話ですと文学に関することが中心となる場合が多いですが、今日は彼の育った場所や同年代の作家と比較しながらお話頂いたので広い視野で北條民雄を見ることが出来ました。ありがとうございました。
  • 清原さんが北条民雄という作家に出会われ、さらに時を遡る中で、不思議な「ご縁」とも思われる偶然性に富んだエピソードの数々に驚きました。すべてのお話に引き込まれ時間があっという間に過ぎていきました。大変よい時間を過ごさせていただきありがとうございました。改めて「いのちの初夜」を読み返したいと思います。
  • 北條民雄と川端康成の交流については知られていましたが、 今回、出自と絡めてのお話を伺えて人物像に厚みが増えた気がします。 清原さんの「個人的な・・・」のお話も興味深く拝聴できました。
  • お疲れ様でした。とても判りやすいお話をありがとうございました。 人と人との縁の不思議を感じたお話でした。そして 北条さんの「生」というものをふまえて改めて作品を読み深めてみたいといます。ありがとうございました。
  • 資料館に展示している北條民雄の写真を初めて見たとき、この人と何かつながっているような不思議な感覚に包まれたことを思い出します。講師の清原さんご自身との関係を交えながら「生きていた北條が見た(だろう)景色(写真)」をご紹介いただき、とても身近に感じることができました。徳島阿南も一度訪れてみたいと思っています。オンラインの講演は予想以上に心労があったと思います。が、これも新たな日常ですので今後も様々な方法で発信してください。 本日はありがとうございました!
  • 北條民雄について様々な観点からのお話を聞き、今後もさらに深く作品を読んでいきたいと感じました。特に故郷の徳島の様子はほとんど知らなかったので写真もあわせて大変興味深かったです。 作家についてさらに堀りさげるお話やハンセン病の文学作品の系譜についてのお話を聞いてみたいです。
  • 清原さんと北條民雄との不思議な縁のお話をとても興味深く拝聴しました。清原さんというまた一人の方の個人史・人生から見る北條民雄とでもいいましょうか、教えてくださったいろいろなエピソードや写真とともに、思わず情景を思い浮かべました。太宰治と松本清張を例に挙げた年代の話が意外で、面白かったです。また、随筆『柊の垣のうちから』の引用部分も印象的でした。この度は貴重なお話をどうもありがとうございました。

…ほか多数のご回答をいただいております。ありがとうございます。

当日の記録をYouTubeでご覧いただけます。URLはこちら(https://youtu.be/78BKM-o0HJY

2020年 第2回 終了しました

『青い芽』の中学生たち

講師 西浦直子(にしうらなおこ 当館学芸員)

🕒2020年8月29日(土)14:00~15:30(予定)zoom配信
 事前申込制・定員100人(申込先着順)


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『青い芽』の中学生たち/西浦直子(当館学芸員)
開催報告
日時:2020年8月29日(土)14時~15時30分
参加者:77名
 多磨全生園にあった東村山中学校全生分教室の卒業文集『青い芽』から、在校生たちが何を問題としていたのかをたどりました。
 当日の報告では副題を―「転換期」の多磨全生園で綴られた思い―とし、昭和30年代の号を中心に児童の作品16点、ほか大人の作品や版画などを紹介しました。冒頭でパワーポイントの画像が表示されないトラブルがありご心配をおかけしましたが、ほぼ全員の方に最後までお聞きいただきました。ありがとうございました。
 参加者からは『青い芽』の編集方針や内容、全生分教室の補助教師と派遣教師について、綴方教育等との関係など数多くのご質問をいただきました。遠方からのご参加、初めてお申込みいただいた方も多く、オンライントークに手ごたえを感じております。
 アンケート等でいただいたご意見を活かし、今後もハンセン病問題についてさまざまな切り口からトークをお届けしてまいります。
アンケートより
  • 子供達の作文がとてもしっかりとしていたのでびっくりしました。
  • 今まで聞いたことのある、ハンセン病に関することの多くは、大人達の世界でした。子供、それも中学生の話を聞けて新たな発見がありました。差別や偏見が横行する中での葛藤、夢、それぞれが生々しく伝わってきました。また、現在のコロナ禍の状況と同じような部分があると感じました。貴重なお話をお聞かせいただきありがとうございました!
  • オンラインとは言え、間近に入所者の生活や言葉に触れてこられた職員の方からの語りには、胸に迫るものがありました。まだ資料館を訪ねたことがありませんでしたが、ぜひ実際に現地でさまざまな語りに耳を傾けてみたいと思いました。
  • とても充実したトークでした。ありがとうございました。いつか『青い芽』を貴資料館の図書室で読んでみたいと思います。
  • ご紹介いただいた一つ一つの作品に、どれ一つとしてゆるがせにできない重みがあることがわかりました。途中から、能登恵美子さんの『射こまれた矢』を手元に置きながら、お話を伺わせていただきました。
  • 文集に書かれた子どもたちの率直な感情、痛みを丁寧に解説してくださりとても考えさせられる会でした。ハンセン病についていろいろな視点から見ることの重要性を学びました。講師は、自分自身のフィルターで見ているといわれたが、当時の園の子どもたちのことをなんとかそのまま伝えたいという視点をお持ちでとても好感をもちました。
  • ハンセン病の子どもたちの生活世界の一端を知ることができ、とても有意義な時間でした。ハンセン病のことを考える上での視野を、またひとつ広げていただきました。
  • 今日、受講するまでは、ハンセン病に罹患し、家族と離れ入園した子どもたち、あの時代に自分の病気をどう受けとめていたのだろう、どんな思いで毎日をすごしていたのだろう、と胸がつぶれるような暗く悲しい思いで今日を迎えました。今もその思いは消えませんが、お話を聴き、子どもたちの表現に触れ、光を感じました。しなやさか、たくましさ、真っすぐさ、ユニークな感性…どんな状況にあっても損なわれなかった一人ひとりの子どもの力を感じました。また、子どもたちを支えてこられた方々についても学んでいきたいと思いました。
  • 『青い芽』と言うタイトルの発案が1人の少女からと知り、深く心が揺さぶられた。『青い』との表現が、当時の社会の中では既に定着しているのか、あるいは珍しい表し方かどうかは分からないが、この言葉を自らのあり方を表すに相応しいとした少女の日々に思いを寄せたい。
  • 転換期に療養場内で思春期を迎えた子どもたちという視点でのお話は初めてきいたのでとても興味深かったです。大人と子どもの間にいる少年少女の強く青々しい言葉には、大人や子どもが語る言葉とはまた違った印象を抱きました。
  • 貴重なお話をありがとうございました。とても興味深く、勉強になりました。時間が経つのがあっという間に感じられ、もっと西浦さんのお話を聞けたらと思いました。挙げられた作品を通して中学生の人たちの生活や眼差しに思いを馳せ、時に涙しそうになりました。特に、ヴィーナス像制作様子の版画や「けむり」から始まる詩が印象に残りました。そのうえで、最後の考察部分で、年代による変化や表現の背景について述べられていたのを聞き納得し、ただ作品を受け取るだけでなくそれらを問題意識をもって研究することの意義やおもしろさを感じました。以前より長島愛生園については出身地に近いこともありその存在は知っていましたが、今回の2回目のミュージアムトーク企画で初めて国立ハンセン病資料館のことを知りました。ぜひ機会を見つけて訪れたいです。木版画の展示や朗読会も参加してみたいです。次回のミュージアムトークも申し込もうと思います。
  • 作文の数々、どれも胸をうたれました。とくに印象的だったのはバレリーナの夢についての作文で、この言葉が出てくるまでの気持ちの過程を考えると、言葉がありません。朗読会や展示、ぜひ実現したら、伺いたいです。

…ほか多数のご回答をいただいております。ありがとうございます。

当日の記録をYouTubeでご覧いただけます。URLはこちら(https://youtu.be/7nWXgBiBGgA

2020年 第1回 終了しました

ハンセン病問題と保健婦たち

講師 木村哲也(きむらてつや 当館学芸員)

🕒2020年7月25日(土)14:00~15:30(予定)zoom配信
 事前申込制・定員100人(申込先着順)


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「ハンセン病問題と保健婦たち」/木村哲也(当館学芸員)
開催報告
日時:2020年7月25日(土)14時~15時30分
参加者:86名

 保健婦経験者の証言を通して、ハンセン病隔離政策の地方自治体における活動の一端を紹介しました。入所の説得、社会復帰の支援、地域住民の差別・偏見の是正…など、これまで十分に明らかにされてこなかった側面に光を当ててお話しました。
 参加者からも、戦後ハンセン病対策の形成、地域における対応を担った保健婦の姿について積極的な質問が寄せられました。
 当館では初めてのzoomウェビナーでの開催にあたりご心配をおかけする場面もありましたが、みなさまのご協力を得て無事にお届けすることができました。遠方からの参加もあり、開始から閉会までほとんど人数の増減なくご視聴いただけました。本当にありがとうございました。
 いただいたご指摘等を生かし、今後もハンセン病問題についてさまざまな切り口からトークをお届けしてまいります。

アンケートより
  • 遠方なので、できれば今後もオンラインでの講演会も続けてくださると助かります。とても勉強になりました。ありがとうございました。
  • とてもわかりやすく、進行もスムーズでよかったです。ありがとうございました。
  • 素晴らしい講演をありがとうございました。学校の自由研究を進める上で、参考にさせていただきます!
  • 初めてのオンライン講座でしたが、特に大きな問題もなく聴講することができました。地域から問題に迫り、社会全体が経験したこととして考えていくきっかけになるいい講演でした。次回も期待しています。
  • 貴重なお話をありがとうございました。新型コロナウイルスの問題で感染症に対する差別に興味を持ったのがきっかけで参加しました。本講演で、ハンセン病においては国民の無関心により行政の暴走を止められなかったこと、誤った知識による偏見や差別で多くの人が苦しんだことを知りました。そこからコロナ禍で私たちがとるべき行動というのも見えてきた気がします。苦しい立場にある人に関心を持つこと、正しい知識を身につけること。歴史に学び、今後病に苦しむ人が社会的にも苦しみを抱えることが内容な社会を実現していきたいです。勉強の機会をいただき、本当にありがとうございました。
  • 保健婦さんの立場が検証会議のまとめによると、無らい県運動の担い手と位置づけられていますが、実際に現場の調査によるとそこには地域と患者との狭間で個人でできる限界で取り組んでいた姿が垣間見られました。聞いていて苦しくなるようなエピソードも、それが何より社会状況をあぶりだしているようにも思いました。また行政側として取り上げた人物の経歴など、これを知ることによって背景が見えてくることにも繋がり、よくここまで資料をご紹介くださったと思いました。とても有意義な時間をありがとうございました。
  • 起こってきた現象を社会全体が経験したこと、という視点でみていくと、今まで見えなかったものがみえてくるのだと実感することができました。高知県の保健婦さんの貴重なご経験を、時代を超えてご本人のお言葉で聞くことができ、またその時代背景と解釈を同時にお伝えいただき、胸に響くものがありました。私は保健師ですが、今の時代の保健師も制度政策を背景に持ちながら、自分が人々と暮らしを共にしているのだ,このことはしっかり引き受けなければならない、と改めて感じたことです。充実した時間を本当にありがとうございました。
  • リラックスして聞けました。①治療薬開発後に在宅治療を認めなかった②ハンセン病が完治した後の元患者さんの受け皿となる制度が無かったこと、が決定的だと感じました。今後は複数人でのトークショーにも期待します。

…ほか多数のご回答をいただいております。ありがとうございます。

当日の記録をYouTubeでご覧いただけます。URLはこちら(https://youtu.be/4lSOGgZPBkY

Museum Talk 2021

ミュージアムトーク 2021のチラシをダウンロードできます。(PDF:1,038KB)
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