━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
━ ━
━ ◆ 国立ハンセン病資料館お知らせメール ◇ 第17号 ◆ ━
━ ━
━ 2013/05/02発行━
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
こんにちは。国立ハンセン病資料館です。
当お知らせメールは不定期発行です。ご愛読よろしくお願いします。
* このお知らせメールは等幅フォントでご覧ください。
┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ 今 号 の 目 次 ┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
■ 国立ハンセン病資料館最新情報
新着情報・・・2013年度春季企画展
一遍聖絵(いっぺんひじりえ)・極楽寺絵図
にみるハンセン病患者
―中世前期の患者への眼差しと処遇―
のお知らせ
2013年度春季企画展 付帯事業 講演会のお知らせ
※開館日については、こちらをご覧ください。
http://www.hansen-dis.jp/09guide/calender2013.html#201305
┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★ 国立ハンセン病資料館最新情報 ★
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 新着情報
■ 2013年度春季企画展
一遍聖絵(いっぺんひじりえ)・極楽寺絵図にみるハンセン病患者
―中世前期の患者への眼差しと処遇―のお知らせ ■
ハンセン病と日本人との関わりは古く、『日本書記』に「白癩(びゃく
らい)」の記述をみることができます。古代から近世までのハンセン病へ
の認識は、感染する病、仏罰による病、「けがれ」た病、家筋・家柄が原
因というように変化しなおかつ重なりあっていました。
そうしたなかで、患者たちは、罪深い者、業を負った者として社会の底
辺におかれてきました。なぜこの病気を患った人が、ひどい差別を受ける
ようになったのか、近代における「癩(らい)」対策がなぜ誤ってしまっ
たか、その源を知るためにも、前近代に関する調査・研究も、私たちは継
続しなければなりません。
しかしながら、近代日本が国策として「癩(らい)」対策事業を始める
以前は、ハンセン病およびその患者が歴史の表舞台に現れることは少なく
、史資料も断片的で各時代の差別・偏見の実相を窺い知ることはなかなか
困難です。
そのような乏しい史資料にあって、中世前期(鎌倉時代)には、ほぼ同
時代を生きた一遍・忍性に関連する事跡のなかに、「癩者(らいしゃ)」
を含む当時「非人」として総称された被差別民のあり様について垣間見る
ことができる情報が遺されています。
そこで本展覧会は、日本前近代史におけるハンセン病についてとりあげ
る端緒として、中世前期の人々のハンセン病患者への眼差し、そして患者
の社会のなかでの処遇について、一遍聖絵・極楽寺絵図を観ることによっ
て、差別の実相を窺う手がかりを見いだしたいと考えています。
会 期:2013年5月11日(土)~8月11日(日)
会 場:国立ハンセン病資料館 企画展示室
入 館 料:無料
開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
休 館 日:月曜日(月曜日が祝日の場合は次の日)、館内整理日
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.hansen-dis.jp/07exhibition/07exhibition.html
■ 2013年度春季企画展 付帯事業 講演会のお知らせ ■
会期中に田中密敬氏(真言律宗極楽寺住職)、遠山元浩氏(時宗総本山
遊行寺宝物館学芸員)をお招きしての講演会を予定しています。
講演者:田中密敬氏(極楽寺住職)
内 容:忍性上人の事跡と極楽寺絵図の世界(仮)
日 時:2013年6月1日(土) 午後2時より
会 場:国立ハンセン病資料館 1階映像ホール
定 員:150人(予約不要・先着順、入場無料)
講演者:遠山元浩氏(遊行寺宝物館学芸員)
内 容:一遍聖絵の世界と病者への眼差し(仮)
日 時:2013年7月27日(土) 午後2時より
会 場:国立ハンセン病資料館 1階映像ホール
定 員:150人(予約不要・先着順、入場無料)
詳しくはこちらをご覧ください。
http://www.hansen-dis.jp/07exhibition/07exhibition.html
----------------------------------
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆様のご来館をお待ちしております。
国立ハンセン病資料館ホームページ>>> http://www.hansen-dis.jp/
----------------------------------
配信解除・配信先変更については、こちらのホームページからお願いしま
す。
https://www3.jsf.or.jp/hansen-dis/mail/
┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘
┘ ┘
┘ 発行者:国立ハンセン病資料館 お知らせメール係 ┘
┘ 〒189-0002 東京都東村山市青葉町4-1-13 ┘
┘ ┘
┘ ※ このお知らせメールの回覧・転送は自由です。内容の引用・転 ┘
┘ 載の際には、「国立ハンセン病資料館 お知らせメール 第何号 ┘
┘ の***の記事」と注釈をいれてください。 ┘
┘ なお、お知らせメールで参照しているWebサイトのすべての画 ┘
┘ 像・記事については、著作権法に定める例外を除き、著作権者の ┘
┘ 許可なく使用・転載することはできません。 ┘
┘ ┘
┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘┘ |